医院案内

すずき歯科の考え方

歯を長生きさせるために

これまで患者さんと接してきた20余年の臨床経験において得た経験則として1つ言えることは、最後まで残る歯は「治療経験の無い歯である」という事実です。手を入れていない歯はとても長生きする、そして、治療を受け続けている歯は次の治療を受ける傾向が強く、最終的に抜歯にいたる可能性が高いという事です。

歯は生き物です。そこには神経も通い、成長し、その位置も年月によって移動していきます。そのため「削る」「穴を開ける」などの治療を受けた歯ほどトラブルが起こりやすくなり、更には神経を取ることとなった挙句、抜歯に至ってしまうのです。

歯を長生きさせるために必要なことは、確実な治療をすることではなく、むし歯や歯周病にかからないことなのです。

予防歯科を実践しましょう

これまでも、むし歯に対する「早期発見」「早期治療」の重要さが認識され、テレビで雑誌や本で、学校で、職場で啓蒙されてきました。CMなどを見ても「ブラッシングでむし歯、歯周病を予防」と絶えず流れており、意識せずにはいられません。

それにもかかわらず、日本は先進国の中でも「むし歯の罹患率(りかんりつ:発生率のこと)が非常に高い」というデータが出ています。それは、「本当の予防の考え方」が浸透していないからです。

私たち歯科医師は神様ではありませんので、どんなに時間をかけて丁寧に治療を行っても、世界最高水準の治療技術や設備を持ってしても、いったんむし歯になってしまった歯を元の状態にもどす事はできません。「削る」「被せる」治療を行なっていく以上、歯が元の状態より脆くなってしまうのは仕方の無いことなのです。

歯はできるだけ削りません

「できるだけ削らない」「被せない」ことを大切にしています。これは「むし歯をそのまま放置しておく」ということではありません。定期診断にしっかりと通っていただき、むし歯を「進行させないように様子を見る」という事なのです。

むし歯を「見つけて」「削る」というのはいってみれば「最終手段」です。不幸にも進行がすすんでしまっているむし歯には、確かにそれも必要な処置といえます。しかしながら、そのむし歯の進行を遅らせ、歯へのダメージを少なくすることが出来たとしたらどうでしょうか。

むし歯治療における「早期発見・早期治療」というのはいわゆる、「むし歯を発見したとき、様子を見て進行を食い止める」事を指します。ですが、当院では更にその前段階である「超早期発見・経過観察」を実践・啓蒙しております。そしてこれが当院の変わらぬ方針と特長なのです。

安心・安全を約束します

人間の唾液や血液を伴う処置が多いことから、院内感染のリスクが高いと言われております。
しかし、歯科医院で扱う器具は多種多用で、本来は器具の特性に応じて消毒・滅菌方法を変える必要があります。
当院では、様々な滅菌設備を導入している他、院内感染予防対策のために様々な取り組みを行っています。

  • テーブルに置く小物は最小限

    患者さんのお口に入る器具は、患者さんごとに消毒・滅菌をしているため、テーブルの上には必要最小限の器具しか置きません。

  • 患者さんごとに器具を用意

    滅菌が終わった器具は、滅菌パックで保管されます。パックは患者さんの目の前で、治療を開始する直前に開封します。

  • ドリルは治療の直前に装着

    歯を削るためのドリルは、1回治療を終えるごとに滅菌しており、治療の直前に装着しています。

  • 使い捨ての製品を使用

    グローブ・紙コップ・エプロンなど、使い捨てができるものは極力使い捨ての製品を使用しています。

  • ユニットやテーブルを消毒

    血液や唾液が飛び散っている可能性があるので、患者さんが帰られた後、ユニットやテーブルを消毒液を使って拭き上げます。

  • 多種多様な滅菌機器

    器具の特性に応じて、最適な滅菌機器を使用しています。そのため当院には、様々な滅菌機器がございます。

滅菌機器について詳しくはこちら

院内紹介

アクセス

車でお越しの方
駐車場7台分あり
電車でお越しの方
渥美線「神戸」駅より徒歩3分
ページトップへ